4月21日に北上市ホテルシティプラザ北上に於いて、告諭伝達並びに教化合同部会がおこなわれました。
布教教化協議会では、宮城県廣渕寺住職 奥野昭典 特派布教師老師に本年度の管長告諭、布教教化方針について講義をいただきました。
その後、宗務所各部会に分かれ、本年度の行事内容の準備検討を重ねました。また、本年度より任期が改まりました、宗務所布教師、青少年教化委員の皆様に辞令を伝達致しました。
本年度も、宗務所行事に対しまして、管内御寺院様、檀信徒の皆様、関係各位の御協力のほど宜しくお願い申し上げます。
平成28年3月15日、曹洞宗岩手県宗務所に於いて、平成27年度曹洞宗岩手県宗務所定例所会が開催されました。
宗務所参与並びに各教区長が出席し、以下の議案が審議されました。
第1号議案 平成27年度一般会計歳入歳出補正予算案の承認を求める件
第2号議案 平成28年度施策方針案及び事業日程案の承認を求める件
第3号議案 平成28年度一般会計歳入歳出予算案の承認を求める件
第4号議案 宗務所事務所について承認を求める件
ご列席の教区長様の真摯なお言葉とご指導をいただきまして、すべての議案に於いて承認をいたただくことができました。
東日本大震災から5年が経過致しました。全壊寺院に於いては、未だ先へ進まぬご寺院もおられます、宗費は年々減額している中でも、被災された寺院に寄り添い、その支えとなる宗務業務を目指し、新年度も尽力いたす所存です。
今後とも、県内寺院、関係各位のご指導ご鞭撻をいただき、ご協力の程お願い申し上げるとともに、本年度も無事に終えることが出来ましたことを感謝申し上げます。
平成27年11月11日、花巻市総合体育館アネックスに於きまして、大本山總持寺二祖峨山禅師650回大遠忌法要と併せ梅花流岩手県奉詠大会が開催されました。
今大会には、1200名からのご参加をいただき、各教区の発表が盛大におこなわれました。
特にも、650回大遠忌には、導師に正法寺盛田正孝老師を拝請し、報恩供養が厳修されました。
大会の終わりには、IBCアナウンサー大塚富夫氏をお招きし、軽快かつ感動あるお話を頂戴しました。
大会ご参加の講員の皆様、大会運営にご尽力いただきました諸老師の皆様に、厚く御礼申し上げます。
さる9月8日より10日までの3日間、大本山總持寺を会場に、檀信徒本山研修会が開催されました。70余名のご参加をいただき、開講式、法話、人権学習、薬石、夜坐を体験し、翌朝には總持寺二祖峨山韶碩禅師650回大遠忌にちなみ、檀信徒供養と朝課に随喜致しました。
普段体験することのない坐禅、食事作法や朝のお勤めに、参加された檀信徒の皆様は、心清らかになり、雲水さんたちの動きに感動されておりました。
その後、總持寺を後にし、東京スカイツリー、貸切列車にて鬼怒川温泉を訪れ、翌日には日光東照宮を特別参拝しました。普段立ち入ることのできない本殿到着の間に於いて祈祷をしていただき、徳川幕府繁栄の余韻を感じることができました。
来年は、永平寺に於きましての本山研修会となります。皆様の振るってのご参加をお待ちいたしております。
お盆も終わり涼しさをましてきたこの季節。
恒例の梅花流地区別講習会が各地で開催されました。
8月21日(金)には1教区、5、6教区に於いて、8月24日(月)には7、8教区と9、10教区に於いて、8月27日(木)には3、12教区に於いて、9月2日(水)には2、4教区に於いて、そして9月4日(金)に於いてそれぞれ開催されました。
今年は県大会が開催されることもあり、例年よりも沢山のご参加をいただき、講師の方々も熱のこもった講習をされておりました。
県大会まであと2ヶ月ほどとなります。講習でのご指導を思い出して、みなさん練習に励んでまいりましょう。
6月14日(日)、奥州市正法寺に於いて、曹洞宗主催「禅をきく会」が開催されました。
堂長 盛田正孝老師導師のもと總持二祖峨山韶碩禅師650回大遠忌正當法要が厳修され、その後、盛田正孝老師による法話「両箇の月を感じて」、綿引勝彦氏(俳優)と山口正章總持寺副監院心得老師両氏による対談「相承~みちのくに拓く」、終わりに髙橋哲秋管区センター統監による坐禅指導と有意義な内容で、来場された400名余りの皆様が熱心に耳を傾けられました。
さる5月12日本県宗務所に於きまして、定例所会が開催されました。
本年度は、教区長改選の年でもあり、5名の方が新教区長に就任されたことにより、議長も新たに新体制での所会となりました。
新議長には、8教区長地蔵院住職 大塲浩俊老師。副議長には、11教区長好心寺住職 牧野達彦老師が就任致しました。
宗務所長をはじめ、全教区長、職員一丸となって岩手県曹洞宗の布教教化に努めてまいりますので、県内ご寺院並びに檀信徒の皆様のご協力とご理解を頂き、今一層のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
所会後、各専門委員会に分かれ、今年度初の各専門委員会の検討会がおこなわれました。
午後には、布教教化委員の方も含め、人権研修として「ADHD(注意欠如・多動症)の理解と対応」という内容で、県精神保健福祉センター所長の黒澤美枝氏に講演をいただきました。
さる4月27日花巻市瑞興寺に於いて平成27年度岩手県宗務所婦人会総会が開催されました。
開講式に引き続き、定例総会が開催され、その後北上市称名寺住職膝舘良証師に「修証義の生死観について」の御法話をいただき、昼食をはさんで午後には、花巻市在住の新渕久郎氏に「歌を楽しむ」と題して新渕氏のアコーディオンの演奏にて参加者みなさんで歌を楽しみました。
さる4月13日、盛岡市マリオスに於いて岩手県宗務所寺族会総会が開催されました。
81名の県内寺族の皆様にご参加いただき、平成26年度事業報告及び収支決算、平成27年度事業計画及び収支予算について審議されました。さらには、任期満了に伴い、新役員が選出されました。
新会長には、第4教区正洞寺寺族の熊谷淑子様が就任され、2年の任期を終えられた第3教区廣全寺寺族の佐藤裕子様より引継がおこなわれました。
総会後には研修会として、岩手県精神保健福祉センター所長の黒澤美枝氏をお迎えし、
「今、伝えたいこと」
~複雑悲嘆の理解と対応について~
をお話いただきました。お寺に関わる寺族として、どのように檀信徒と関わるか、どのように接していくべきなのかを提起する良い機会であったと思います。